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デミアン/ヘルマン・ヘッセ−

ヘッセ,高橋 健二
新潮社
善悪正邪好悪
魂の進化
これもひとつの青春

きたる2月に私の学校を会場にして読書会というものが開かれます。
他校の図書委員を招いたこぢんまりとしたものだと思います。
なにしろ、六年目にしてはじめての図書委員ですから、初体験ばかり。
しかも、その読書会は少人数にわかれてそれぞれのテーブルで語り合う(?)らしんですけど、そのひとつのテーブルの司会者をやらされそうなんです・・・。
うぅ〜 できるか、自分。

というか、元々私は読書会に参加するとは言っていない・・・!!どーん
ある日突然「じゃぁ、ヒロセさんこれ冬休み中に読んどいてねー♪」
「あ、ハイ・・・・・・ぇ?」

新学期早々悩みの種が芽吹きました。


で・その課題図書が二冊あがってまして、そのひとつが「デミアン」なんですね。
そして、もう一冊が「フランケンシュタイン」なんですけど、結局、今回読書会で扱うのは今日あった話し合いにより後者になりました。
というかほとんどみんな2冊とも読んでなかったけどね!
(私も「フランケン・・・」読み途中だけど:あはー)
2冊とも翻訳本だし、結構古いし、現代におけるいわゆる「おもしろい」って思われてる本とはまったく質が違うので読み慣れてない人にはとっつき難いのはたしか。
「デミアン」は特にそうかも。。。

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   ドイツのノーベル賞受賞作家ヘルマン・ヘッセの1919年、42歳の時の作品。

   戦間期という時代の変わり目、それまでの価値観や世界観が内側から密かに崩れ出す予兆に満ちた社会にあって、同時に個人生活においても人生の転換期をむかえ苦悩していたヘッセは、心理学・精神分析への関心を深め、その後さらに仏教や東洋哲学へ傾倒していくが、この作品にはヘッセのたどったこのような精神的な遍歴が青年シンクレールの自己探求の物語に姿を変えて記されている。

   当時の上・中層階級の欺瞞的なブルジョア的、キリスト教的な世界観は、旧弊なだけでなく、荒波のような現実世界に浮かぶ小さなあぶくの様にもろくて空しかった。ヘッセは家庭環境や社会の変動の前にいとも簡単に崩れ去った自分自身の幸福を目前にして、そのような状況に左右されるのではない、常に強く美しい「新たなる理想の青年像」を模索した。

   シンクレールが自己の超自我ともみえるデミアンに導かれ、親の世代からの過去の世界観によって抑圧されていた自己を解放し、さまざまな暗示や象徴を手がかりにして無意識の世界に埋もれた「本来の自己」を発見していくプロセスは、精神分析のそれそのものである。一方そうやって見いだした「理想の青年像」は瞑想、「気」、陰陽など、東洋思想の影響を思わせ、輝くばかりの生気とパワーに溢れている。 <高橋氏の訳は現代的な語感が親しみやすく、非常にこなれた訳。ただ、第1章第2段落冒頭は誤訳かなと思う。比較的、文字が大きいので、字の小さいのが苦手な方はよいだろう。(小野ヒデコ)



久しぶりです、こういうオモシロクナイ本を読むのは。笑
良薬口に苦し、じゃないけどそういう系統の本です。(すみません、意味不明で)

最初、なかなか波に乗れなかったんですけど、主人公のシンクレールがダミアンと出会ったところからはかなりぐいぐいと読めました。
私もシンクレール同様、クリスチャンホーム育ちなので、自我(?)が芽生えた中3ぐらいのとき、すごい信仰とか神様について疑念が沸いてきて、すっごく悩んだことがありました。
信仰とかって生きるうえでの土台ですから、それを見失った時はもう絶望ですよね
中3の私は担任に心配されるほど暗かったです:笑

図書の先生と少しこのことについて話したんですけど、子供がもっている信仰って親から押し付けられたものだから、本当の意味での信仰ではないんですよね。
思考力とか知識を得た時に初めて自分が信じてたものはなんだ!?って疑いだすと中3の時の私や、シンクレールみたいになるわけです。苦笑
信仰とか、自分が信じる神様って生きていくうちに自然と心から欲するようになってこそ本物になるものだから、子供のうちから信仰を押し付けるのは逆に子供のためにはどうなのかねーみたいなことを先生は仰ってました。
うんうん、たしかに!


そういう点でも私はすごい興味深い内容だったし、もう一回読もうと思える1冊でした。
これ、個人的に読書会じゃなくてもいいからいつかまた誰かと語りたいですね。笑

| −海外の作家 | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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