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冷静と情熱のあいだRosso/Blu −江國香織/辻仁成−
江國 香織
角川書店
運命を感じれるお話。
冷静と情熱のあいだ
ダラダラしている…、と私も思ったな

辻 仁成
角川書店
感情移入してしまう
空の色のBlu
永遠にないハッピーエンド

JUGEMテーマ:読書

 あのね、約束してくれる? 
 
 どんな?

 私の30歳の誕生日に、フィレンツェのドゥオモのね、クーポラの上で待ち合わせをするの、どお?


初・江国さんです。 
超・有名な作品。
元恋人同士だったあおいと順正の別れた後の日々を女性目線で描いたRosso、男性目線で描いたBlu、ふたつあわせて物語が完成するというおもしろい構成です。

内容(「BOOK」データベースより)
穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かない―。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。

内容(「BOOK」データベースより)
あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。

んーー、こういう恋愛ってどうなんだろう。
別れて、新しい恋人もできたのに心は過去に縛られたまま・・・。
新しい恋人を結果的に傷つけているだけの自己中心的な恋愛とも思ってしまいました。
逆に、10年間同じ人を思い続けて、今の全てを捨ててでも10年前の約束を果たそうとする情熱的な大恋愛ととるか、それは人それぞれかな。

Rossoでのあおいと新しい恋人・マーヴとの同棲生活はとても丁寧に描かれていて、それが本の大方を占めています。
一見穏やかなミラノでの生活が繰り返されながらも、心は無意識的にも意識的にも順正へと向かい続けていて、過去のことを何も問いただそうとしないマーヴのやさしさに浸かる毎日。
やがてこの2人の関係も破綻を迎えることになるわけですが、あおいを心から愛するためにあおいの過去を含めて全てを理解しようとあおいの思いを問いただすマーヴの姿がとっても切なかったです。
何も語ろうとせず、マーヴを自分の人生から拒絶するあおいに少し嫌気が差しました。
確かにマーヴもあおいのことを愛しているように見えて、実はお人形さん扱いしているのかもしれません。
でも、それにあおいは気づいてるのにマーヴとの関係を続ける・・・そういう恋愛もあるのかなぁ・・・
フクザツ。

あおいとマーヴの会話の一部。

―本が好きなくせに、アオイは本を買わないんだね
 〈略〉
―読みたいだけで、持ちたいわけじゃないもの。
 〈略〉 
― 所有は最悪の束縛だもの。 私が言うと、マーヴはほんのすこし首をすくめる。否定も肯定もせず、メイビイ、とつぶやく。 〈Rosso


辛いのは自分だけじゃないのに、頑なに心を閉じて相手を寄せ付けず、逆に相手を傷つけている気がします。
順正と別れることになってしまったあの時も一言あおいが訳をを話せばそれで済んだ話だったのに・・・と思ってしまいます。
まぁ、こういう男女のすれ違いみたいなものを感じるのもこの作品のひとつかもしれません。

Bluで気に食わなかったのは〈笑〉順正の修復士としての仕事に対する心構え?というか、思いみたいなものがキレイすぎるし、いかにもって感じの考え方が鼻につきました。

批判めいたことばっかりになりましたが、これはRossoBluの順に呼んだ方がいいかな?
個人的に読んでそう思いました。

Rossoは主にミラノが舞台で、Bluはフィレンツェと東京が舞台で話は進みますが、風景描写はよかったです。
フィレンツェには一回だけ行きましたが、Bluのおかげで今度行ったときにはまた見方が変わっているかもしれません。
ドゥウモは見ただけで登ってません。
大切な時にとっておこうかな?笑

― しかし派手というのではない。その荘厳な外観は、ミラノの同じ大聖堂のきらびやかな美しさとは全く対極の、非常に弁えた美観を有していて、たとえるなら東南アジアの金色を配した寺や仏像ではなく、日本の奈良や京都を思わせる落ちつきと静寂を持っていた。 〈Blu〉 ―

あのドゥウモが日本的な美観を持っていると・・・。
また行きたいとは思っていたけど、これを読んでなおさらまたドゥウモを拝みたくなってきました。
ミラノにもいつか行きたいかも。
ちなみに大学ではイタリア語専攻予定なので、基本表現くらいは覚えられるかな?〈目標低〉

とまぁ、普段あまり恋愛小説を読まないので、評価の仕方がよくわからないのですが、期待した割には・・・という印象です、正直。
ちなみにRossoの方が心に残りました。

| *読書* | 22:51 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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コメント
こんばんはー!ヒタキです。
私事でごめんなさいですが、先日ブログ復活しました!
またネット上でも仲良くしたってください(笑)


冷静と情熱のあいだ、江國さん書いてたんだ!
面白い趣向の本ですよねー。
イタリア好きだし、江國さんも好きだし、いつか機会があれば読んでみようかな…。
| ヒタキ | 2009/03/16 10:21 PM |
コメント、遅くなってごめんなさい;

やっと再開ですね!
待ちに待ってました♪
こちらこそよろしくお願いしま〜す

そういえば前、「きらきらひかる」読んでたよね?
私も江國さん、開拓しようかしら・・・。

これからは会いやすくなるし(笑)また、本について大いに語り合いましょう!
| ヒロセ | 2009/03/23 6:30 PM |
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