ZOO
乙一
出版社/著者からの内容紹介
最も注目される若手ナンバーワン、乙一のホラー短編集。毎日届く恋人の腐乱死体の写真。彼女を殺したのは誰? 「犯人探し」に奔走する男を描く表題作ほか、書き下ろしを含む全10編を収録。
いやいや、更新が多少途絶え気味ですみません。
最近どうもPCの調子がよくない・・・。
初☆乙一!
友達が、持って帰るのがめんどくさい(単行本だったから)と、私にポイっと貸してくれたのがこの本との出合い。(苦笑)
特にこの本に前から興味を持っていたとか、そういうものは全然なくて、数週間、部屋の片隅に放置されていた「ZOO」。。。
いつまでも借りているわけにはいかないので、なんとなーくページをめくりはじめると。
ずっぽりと、物語に引き込まれてしまいました。
こういう話ツボです。
短編だったので、いろんな乙一さんを楽しめた感があり、大変満足。
読書をあんまりしない方にもオススメな本です。
読み終わってからジャンルがホラーだと知ったのですが、特にそんな感じはしなかったなぁ。
強いて言えば、私は「世にも奇妙な物語」を連想してしまったのですが。
「SEVEN ROOMS」は一番衝撃的で、印象的。
スリラーチックなグロでエグい表現も多々ですが、面白かった。
ちなみに、一番のお気に入りは「SO-far そ・ふぁー」でしょうか。
全部同じぐらい楽しめる内容なんですけどね。
短編の中でも「血液を探せ!」はコメディタッチなので、一人でクック笑いながら読んでました。
まとめて言えば、10編10色といった感じですね。(上手い!:笑)
まぁ、というわけでしばらくは乙一さんに心酔かな。