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文藝春秋
¥ 620 コメント:竜馬ってやっぱり偉人と呼ぶにふさわしい人だったんだ!偉人って言葉の型も竜馬には煩わしいだけかもしれないけれど
読中、読後爽快!やはり傑作です。
最期がいい 天命をまっとうした竜馬 |
今日は日曜日に学校でバザーがあったので、振り替え休日ということで鎌倉に行ってきました
小学校の遠足以来の鎌倉でした。
また後日時間があればそのことについても書きたいと思います
その鎌倉に向かう電車の中で「竜馬がゆく」最終巻8巻を読み終わりました
物語の最後は思わずうるっとしてしまい、これはやっぱり家で読むべきだったかなとも思ったのですが、そんなことよりも竜馬の一生を共に駆け抜けたあとの、まだ熱覚めやらぬ昂揚感って言うんでしょうか、脱力感?が先行してこれはすごい本に出会ってしまったと心の中で静かに興奮していました。
私がこの本を読むに至った経緯はと申しますと、新聞の小さなコラムでした。
その文章がどういう主旨だったのか覚えていないのですが、竜馬ファンなら必読みたいなことと、引用されている文章が妙に心に残ったんです。
「天に意思がある としかこの若者の場合、おもえない。
天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、その使命がおわったとき
惜しげもなく天へ召しかえした。」
幸いな事に文庫全巻が家にあったのですぐ行動に移すことができました。
8巻ということでこれは長丁場だと構えて読み出したのですが、意外にすすすっと読めました。
会話も多く、連載という事もあってか適度にまとまってて、丁寧な話運びで、おいてかれる事はありませんでした。
3年か4年くらい前に京都の霊山に竜馬の墓参りをしに行ったことがあります。
あのとき私は坂本竜馬のこと、何一つわかっていなかったんだなぁ〜と。今思うと恥ずかしいです。
それと同時に幕末を駆け抜け、散っていったたくさんの志士達のことを改めて思いました。
これほどまでに自国を憂い、奔走する熱き男達がいたのかと思うと、何年前のことだろうとしても胸が熱くなります。
話は変わりますが、再来年の大河の竜馬役に福山雅治が抜擢されたという情報を耳にしたのが調度この本を読んでいた時で、嬉しさ反面、あまりのギャップに「え〜」って思っちゃいました。笑
江口洋介、玉木宏の次は福山!?
どんどんかけ離れていく気が・・・
いろんな意味で再来年の大河が楽しみです。